SFマガジン隔月刊へ2014年12月06日 17:56

ついに、というか。

地方の書店(それ自体激減しているが…)では、店頭で見かけることも少なくなってきたSFマガジン。私は40年弱の購読歴である。

今月号をもって、月刊から隔月刊になるとのこと。
ラノベしか読まない若年SFファンには、たしかに敷居が高い雑誌ではある。
最初に買った号は、正直当時の私には歯が立たない部分が多かったのを覚えている。
しかし、エッジの立った雑誌として、つかず離れずのスタンスで読み続けてきた。

人生の楽しみがまた一つ、減ってしまった。
なくなったわけではないのが救いではある。

Raspberry Pi B+ with Volumio I2S DAC2014年12月12日 21:48

Raspberry pi B+ に対応するI2SDACのボードを購入。

LINUXCOMネットショップで販売しているRBD-02+を購入。

Raspberry pi B+にインストールしているvolumio 1.41では、background worker is busyとエラーメッセージが出て、設定不可。ネット上で情報を調べてみると、けっこう発生しているエラーのようで、volumioのバージョンを変えると解決可能とのこと。迷わずvolumio 1.51に変更し、menu>systemでI2S DriverをHifiberryに変更、reboot後menu>playbackでAudio Outputをsndrpihifiberryに変更。

ひとまずネットラジオを再生、無事出力を確認。音質はさすがの高音質。ネットラジオでこれだけの音質を耳にしたのは初めてだ。

volumio 1.51について2014年12月13日 07:43

volumio 1.51について、まごついた点を整理しておく。

1.SDカードにコピーした音楽ファイルについて
 1.41ではfdiskでSDカード内にmmcblk0p4パーティションを作成して、ext4フォーマット、/mnt/SDディレクトリを作成して、fstabにここをmmcblk0p4のマウントポイントとするように記述、再起動、その後、volumioのライブラリディレクトリが設定されている/var/lib/mpd/music内に、/mnt/SDへのシンボリックリンクとして、/var/lib/mpd/music/SDを作成した。その後、ブラウザでアクセスして、右上のmenuからlibraryを選択、update libraryをクリックしてデータをアップデートし、左下のbrowsをクリックすると、WEBRADIO、RAMPLAY、USBと並んでSDも現れた。しかし1.51では見えない。
 右上、menuの下のSerchの欄にSDと入力して、その右の虫眼鏡アイコンをクリックするとSDにアクセスできた。もちろんプレイリストへの登録も問題なし。少々まごついた。

2.Firefoxでアクセスすると、アイコンが見えない
 アイコンが見えないので、けっこう使いづらい上に、レイアウトも少し崩れた。ネットで検索すると、本家(英文)サイトにcacheについての記載があったので、もしやと思い、Firefoxのcacheを抹消したところ、無事アイコンが表示された。これはAndroid版のFirefoxでも同様だった。

 現時点で、CDからリッピングし、Audacityで192kHz/32bit変換したwavは問題なく再生できている。電源も数年前にコンビニで間に合せに買った2300mAhのバッテリーでかなりの時間再生できる。raspberry pi B+の省エネ対策の成果なのだろうか。

 デスクトップのサブシステムでの視聴結果は上々。メインシステムにつなぐためにLANケーブルを調達して、視聴してみたい。

Raspberry Pi B+ with Volumio I2S DAC その22014年12月15日 23:33

Raspberry Pi B+ と Volumio に I2S DACを組み合わせたハイレゾ再生システムをメインのオーディオシステムに接続し、音質を確認。

ハイレゾ特有(これはかつてのPioneer regart link comversionも同様の傾向)の、音場の広さ、点音源化、定位の向上がはっきりわかる。

44.1kHzのWAVと比較すると、明確にわかるのはボーカルの定位。44.1kHzでは座った時の目の前に定位するが、192kHzではやや上方、ボーカリストが立っているあたりにきちっとピンスポットで生々しく定位する。総じて音像はやや高めに定位し、上下方向への広がりが明確になる。

点音源定位の結果、音像は奥方面に定位することが増える。引っ込むというより、手前から奥への音像定位が広くなり、奥行きが増す感じだ。2次元的広がりの44.1kHzに比べ、3次元的な192kHzと言える。

44.1kHzに比べ、192kHzは録音状態もシビアに再現する。音が悪くなるのではなく、元々の録音が悪いのがまるわかりである。44.1kHzソースの一部は、ゼネラルオーディオに合わせたマスタリングがなされていた可能性は大。また、録音時のヒスノイズも容赦なく暴いてしまう。

ギターなどの弾く弦の音が特にリアルに、粒だって聞こえる。regart linkに比べても、ハイレゾの特徴は際立っている。

モニター調のシステムだと、ソースをはっきり選んでしまいそうだ。ソースを限定せず、楽しく聞きたいのであれば、逆にアナログ系に好みの色付けをして楽しむのも面白い。暴かれたソースの弱点を補正する音作りを積極的に行うアンプやスピーカーをあえて選ぶのも手かもしれない。

パワーアンプ不調2014年12月21日 22:00

 パワーアンプがしばらく前から不調。

 ロシア製の真空管、6C33C-Bを6SL7でドライブするシングルアンプを自作して、もう20年近く使っているが、右チャンネルから不定期に「ゴソゴゾ」「パリパリ」「ポンッ!」とノイズが出るようになった。

 6C33C-Bの動作の関係で、ヒータのみがまず通電し、120秒後にそれ以外の電源が通電するよう、タイマーリレーが組み込んである。このノイズが、6C33C-Bのヒータのみが通電する起動より120秒以内に発生するようになったので、ヒータ回線を疑ったが、単にトランスから直接交流点火しているだけで、配線にも問題なし。
 6C33C-B自体の不良も疑ったが、左右を差し替えても右チャンネルからノイズが発生するのは変わらず。

 困り果てていたが、ふと思いついたのが、ソケットの経年変化による接触不良。さっそくソケット周りを確認すると、大食らいの6C33C-Bの発熱の関係もあって、ソケットの端子はすっかり黒ずんでいる。

 接点復活剤でもあればいいのだろうが、あいにく持ち合わせがない。そこで思い出したのが、昔なつかしのカセットデッキのクリーニングキット。カセットデッキのヘッドクリーニング用の液体がまだたっぷり残っていた。綿棒にクリーニング液を染み込ませて、丁寧にソケットの接点をこすると、たしかに茶色の錆状の汚れがとれる。

 クリーニング後、ラジオペンチで端子をつまんで緩みを補正し、しばらく置いてクリーニング液が完全に蒸発するのを待ち、6C33C-Bを差し込んで起動。ノイズ発生もなく、無事動作するようになった。

 ただ、プリアンプに問題発生。これも10年以上前に作成しているので、そろそろあちこちガタが来ているのだろうか、右チャンネルよりリーク発生。どうやらセレクタスイッチあたりで何かトラブルが起きているようだ。こちらもどう対策したものやら…いまはとりあえず、以前作ったパッシブ型のアッテネータに差し替えているが…