ネット上のコメントについて2015年03月28日 22:58

 ネット上は、様々なコメントや批評のるつぼだ。

 職業としてコメンテーターをやっているわけではないので、お株持ちのコメントをする必要などさらさらないのだが、ネガティブなコメントをわざわざ表明する必要もまた、ない。よほど腹に据えかねた、といった場合はネガティブなコメントもしたくなるだろうが、まあ、一旦頭を冷やしてからコメントしたほうがいいだろう。そのほうがより冷静かつ容赦なく怒りを公表することができる。

 ネガティブコメントの際に怖いのは、コメントをする側の能力の低さゆえのネガティブ判断がありうるという点だ。何かに対してネガティブな受け取り方をしたとしても、それが実は自分の管見に起因するものではないかと、自分自身に対する分析的な視点を持つ必要があるだろう。

 ネットでのコメント発信は(このブログも含めて)非常に容易で、だれにでもできる。だが、自分のバカさ加減を世界中にばら撒くのもまた容易だし、それはまっぴらゴメンだ。醜態を晒す前に、ひと思考、ひと思案。