豊洲市場問題2016年10月07日 22:53

 豊洲市場問題、盛土どころか、もはや泥沼化の様相を呈している。

 知事が出張中なので、誰にも訂正権限がないから、ミスのある報告書を提出したなどという、幼児の言い訳にもならないような言説まで飛び出す始末だ。

 ことここに及んでは、豊洲移転が発動した時点での知事が絡んでいないなど、誰が信用しようか。

 渦中の人は「高齢で記憶が薄い」「高齢なので聞き取りはつらい。配慮して欲しい」「対話はつらいから、文書で回答させろ」などと言っているらしい。頭に浮かんだのは、「あなた方はこんな年寄りに罪を問うんですか。」と妄言を吐いた、薬学界の権威と言われた、「法の下の平等」という中学生でも習うような内容すら忘れ果てた老人の姿。

 やったことの責任は、高齢だろうが若年だろうが取らねばならない。年を取ることは特権ではなく、単なる自然現象だ。高齢になったら責任は回避して、美味しいところだけ取っていこうなどと虫がいいことを言われては、年寄り予備軍の世代はむしられっぱなしでたまらない。だから年を取ると、むしっていった年寄りを見習って、さらに若いものをむしる…まるでブルーハーツの古い歌のような、殺伐とした毟り合いだ。

 アプレゲールの末路があれか…そう考えると、所詮突き破れたのは障子紙だけだったのかと、寒々とした気分になる。むしろ「うまい話だったから、強引にわがまましちまったぜ。文句あるか!」ぐらい言って、総バッシング食らいながら上から目線でせせら笑うヒールを演じきって欲しかった。もちろん容赦なくバッシングはするが。

 高齢になって、棺桶に片足どころか、腰まで収めるようになっても、見苦しく高齢をダシに言い訳と逃げを打つようなことはするまい。自戒。