ジミー・スミス ベスト・コレクション 22016年10月22日 22:50

 新譜にちょっと浮気をしたが、やっと2枚目、後半戦を鑑賞。

 1曲めは「The Organ Grinder's Swing」、本人の声も収録されている。ジミー・スミスのオルガンがたっぷり楽しめる。2曲めは「Goldfinger」言わずとしれた007シリーズのテーマソングだ。古き良きビッグバンドサウンドに乗ったゴージャスな演奏。3曲めも名曲「Milestones」。ひたすら軽快に、快く進んでいく。A面(C面?)ラストは「Got My Mojo Workin'」。ラストは静かなフェイドアウト。B(D)面は「The Days of Wine And Roses(酒とバラの日々)」。言わずとしれた名曲。そして「Satin Doll」「St.James Infirmary」と続く、スタンダード連発サイド。

 眉間にまゆを寄せて聞くのは野暮だ。オーディオ的にどうのこうのという録音でもない(第一コンピレーションで、録音コンディションもかなりバラバラ)。ゴージャスな60年台ビッグバンドの音と、ややレトロな雰囲気にひたるのがベスト。

 少々歪み音がするのは、ディスクのコンディションの問題か、経年変化で傷んでいるカートリッジのダンパーゴムの問題か、はたまた針摩耗か(まだそこまで使い込んではいないのだが…)。アンプも含めて少々気になるところではある。