むかしむかし2017年10月19日 23:11

 むかしむかし、ドイツでは、民主憲法の鏡と言われたワイマール憲法のもと、合法的にアドルフ・ヒトラー率いるナチスが政権を掌握した。つまり、当時のドイツ国民の多くがナチスに票を投じたということだ。

 ナチスはベルリンにオリンピックを招致し、自国の国威を大いに発揚し、その時の入場行進のスタイルは、今でも極東の某国では学校現場で頻繁に模倣されている。

 その後、ナチスはお友達ばかりを集めた政権運営で、またたく間に腐敗し、あとは多くの皆さんがご存知の通りの末路をたどり、ドイツ国民は国家分断という悲劇に見舞われた。

 いま、我が国は解散総選挙である。