Bombay Sapphireを飲む2018年06月24日 19:14

 Bombay Sapphireを飲んでみた。

 ジンは独特の青臭さ・薬臭さで苦手だと言う人もいるし、安いジンだと時に苦味を感じることもある。スーパーなどでもお馴染みのBeefeaterあたりがこれまでジンの定番ボトルだったが、Bombay Sapphireはお値段がその約2倍。ちょっと二の足を踏んでいた。ところがたまたま立ち寄ったスーパーでプライスダウン、1.5倍強のお値段だったので、試しに一度と買ってみた。

 Beefeaterは口に含むと、口の真ん中でどしっと主張する。ボディがしっかりしたマッチョな感じ。音で言えば広がりより芯のDENONのDL-103あたり。これはこれでなかなかのものだ。
 一方Bombay Sapphireは口の中で左右にすっと広がっていく。主張はきちんとしているが、この広がりはなんとも言えない。音で言えば音像の広いAudiotechnicaのAT-33系列か。

 Bombay Sapphireは主張を押し付けることもなく、しかしジンとしての凛とした存在感がある。ストレートにしても、ロックやソーダでも、それが変わることはなさそうだ。