賃金アップ ― 2023年01月23日 21:49
賃金アップの方向へ、労使ともに動きそうだという。
だが、中小企業の利益を食いつぶす形でコストダウンを図って収益を上げた大企業が賃金をアップしただけでいいはずがない。大企業はさらに中小企業からむしり取ったコストもきちんと還元しなければならない。そうしないと大多数の国民の賃金は上がらない。
ものには適正価格がある。それを割り込めば「安かろう、悪かろう」になるのが当然。こんなに安くていいのか?なんて言われる商品には、たいてい後でこちらの首が締まるようなからくりがあると思ったほうがいい(創刊号だけとんでもなく安いのに、次からはその4倍近くの値段になる習慣模型製作雑誌など…)。
適正価格も払えないほどの賃金の低さは、デフレスパイラルを生む元凶だ。電気代も上がると言われているのだが、これもまたある程度は適正価格。これを賄えるだけの賃金を通常の賃上げだけで解決できないということは、それだけ払うべき賃金を払っていない状態が長くつづいたツケが膨れ上がった結果とも考えられる。
消費者の目利き(もちろん、失敗することもある。人間の選択に100%の正解などありえない)こそが、正しい賃金と正しい消費を支える。勉強しない消費者ほどむしりやすい相手はいない。むしられにくい消費者を目指すことが、所得や就労の確保にも直結する。
だが、中小企業の利益を食いつぶす形でコストダウンを図って収益を上げた大企業が賃金をアップしただけでいいはずがない。大企業はさらに中小企業からむしり取ったコストもきちんと還元しなければならない。そうしないと大多数の国民の賃金は上がらない。
ものには適正価格がある。それを割り込めば「安かろう、悪かろう」になるのが当然。こんなに安くていいのか?なんて言われる商品には、たいてい後でこちらの首が締まるようなからくりがあると思ったほうがいい(創刊号だけとんでもなく安いのに、次からはその4倍近くの値段になる習慣模型製作雑誌など…)。
適正価格も払えないほどの賃金の低さは、デフレスパイラルを生む元凶だ。電気代も上がると言われているのだが、これもまたある程度は適正価格。これを賄えるだけの賃金を通常の賃上げだけで解決できないということは、それだけ払うべき賃金を払っていない状態が長くつづいたツケが膨れ上がった結果とも考えられる。
消費者の目利き(もちろん、失敗することもある。人間の選択に100%の正解などありえない)こそが、正しい賃金と正しい消費を支える。勉強しない消費者ほどむしりやすい相手はいない。むしられにくい消費者を目指すことが、所得や就労の確保にも直結する。
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