久々のピュアオーディオ2022年03月11日 21:08

 久々にピュアオーディオのシステムで音楽を聴いた。

 たいていメインシステムではなく、PCと同じデスクにあるミニオーディオシステムでしか音楽を聴く機会がなく、さもなければTVの音声という具合だった。

 やはりピュアオーディオのシステムでの音楽再生は空気感が違う。音楽と一緒に音楽を演奏する場所の空気もしっかり伝わってくる。もちろん、サラウンドシステムではなく、最高級というシステムでもないのだが、やはりこの再生音は別物だとつくづく思う。

平均律クラヴィーア曲集での一幕2022年02月21日 20:28

 リビングで家人がTVから離れたので、無精をしてKindle Fire StickからAmazon musicにアクセスし、思いつくままに適当に曲を物色しながら、J.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集の第1曲を流し始めた。

 しばらくして家人から…「あれ?まだ始まらないの?」

 「さっきから流れてるじゃん…」

 「でも、ずっとイントロじゃん…」

 「イントロって…何の?」

 そこで気づいた…

 この曲は、グノーの「アヴェ・マリア」の伴奏パートそのものであったことに。

 このあと、笑いあったのは言うまでもない。

CD整理2022年02月20日 16:36

 久々にCD探しを兼ねて少し整理を…

 最近はすっかりCDを聞かなくなってしまった。リビングで「アレクサ〜」で大抵の曲は聞ける。ffmpegでネットから落とした番組や曲はdlnaサーバに放り込んで、ネットワーク上で聴くし、よく聴く曲もリッピングして聴いていることがほとんど。

 それでもふと買っていたはずだとCDを探し、せっせとリッピングすることもたまにある。今日もそんな中で見つけ出したのがOrfeo盤のバイロイトの第9。そう、あのフルトヴェングラーの超有名盤と真贋論争を起こしたあのCDだ。昨年、BISから傍証となる録音が発売されて、Orfeo盤の方が実際のライブであり、旧来のEMI盤のほうはゲネプロなども使って「修正」したものであることがはっきりした。

 早速リッピング…dlnaサーバ、と言っても、Raspberry pi 2+に4TBのUSB-HDDを挿して、sambaとdlnaで家庭内LANに公開しているだけだが…リモートでファイル容量を調べて愕然とした…使用率90%!

 そう言えば、このサーバにはスマホから溢れかえった画像も記録しているのだった…早急にHDDを増設しなくては…

Dexter Gordonの「GO」を聴く2022年02月12日 17:16

 Dexter Gordonの「GO」を聴く。

 Volumioのアップデートがあったので、それが終わったあと、ふと気が向いて、聴いてみた。

 ゴキゲンというのはこんなアルバムのことを言うのだろう。いい具合に力が抜けていて、いい具合にテンポもよく、クールでいい気分になれる。シリアスで重く暗い(というか、黒い)ジャズも嫌いではないが、こういう明るく陽気なアルバムもいい。

 曲のタイトルも面白い。一曲目は「Cheese Cake」。甘党はもちろん、そうでない人でも、よほど乳製品が苦手な人でない限り、惹かれるタイトル。

 アルバム一枚聴き通しても、1時間もかからない。考えてみれば、このぐらいが聴き通すには丁度いいように思える。てんこ盛りの80分CDや、エンドレスのサーバ上コンテンツでは、集中力が保たないし、聴き疲れする。アナログLPの両面最大60分(30分以内に裏返し休憩あり)というのは、案外理にかなっていたのかもしれない。アナログ復活の原因の一つは、そんなところにもあるのかもしれない。「過ぎたるはなお及ばざるが如し」である。

ユジャ・ワンのショパン・スクリャービン・リストを聴く2022年02月11日 16:34

 ユジャ・ワンが演奏したショパン・スクリャービン・リスト・リゲティのエチュードとソナタ集を聴く。

 パワーとテクニックはすごい。ガンガンと攻め込むような音、畳み掛けるようなテンポ、息もつかせぬほどの演奏で、世評が高いのもよくわかる。どうだと言わんばかりの演奏テクニックには圧倒されてしまう。

 だが、聴いていて、どこか心がすうっと演奏から離れていく。こういうテクニックでぐいぐい押すタイプの演奏は嫌いではない。ハイフェッツもクライバーも、アシュケナージもこういうタイプの演奏家だったし、ポリーニもそうだ。ところが、この演奏(録音)には、なんとなく反りが合わない。演奏に入り込むというより、演奏の圧力がこちらの侵入を許してくれていないように思える。

 世評の高い名演奏家の演奏には、他にも何人か、どうしても自分と反りの合わない人がいる(筆頭はバレンボイム)。今のところ、ユジャ・ワンもその中に入ってしまっているようだ。

 もっとも、歳とともに、環境とともに好みは変わるもの。せっかちに袂を分かつより、しばらくは世評の高さを腑に落とすように聴き込んでみようとも思う。