クロスオーバー・ヒッツNo.1鑑賞 ― 2016年11月01日 22:42
中古レコード店から購入したLP。
「クロスオーバー・ヒッツNo.1」と銘打ったCBSソニー盤。No.2以降があるのかどうかは不明。いかにもお買い得入門編といった感じのコンピレーションアルバム。中古価格290円。内容に文句を言える価格ではないので、面白ければ良しである。
SideAは「荘厳なる舞曲/リターン・トゥ・ヴォーエバー」「ジブラルタル/ウェザー・リポート」「ハング・アップ・ユア・ハング・アップス/ハービー・ハンコック」「真夜中のオアシス/フレディ・ハバート」と懐かしい面々。どちらかといえばロック寄りの曲が多い。ロックが裾野を広げ、その原点にあったブルースなどの流れから発展したジャズを取り入れようとしている感じが強い。
SideBは「暗黒への挑戦/ラムゼイ・ルイス」「太陽の女神/アース・ウィンド&ファイアー(ライブ録音)」「ワイルド・ライス/リー・リトナー」「魔法使い/アル・ディメオラ」と続く。ファンクの雄、アース・ウィンド&ファイアーも、この頃はクロスオーバーにカテゴライズされている。こちらはシンセサイザー全開の、いかにも「クロスオーバー」といったサウンド構成の曲が続く。
コンピレーションとしてはなかなか面白いし、録音も悪くない。なにせこれが290円なのだから、文句のつけようがない。掘り出し物だ。
「クロスオーバー・ヒッツNo.1」と銘打ったCBSソニー盤。No.2以降があるのかどうかは不明。いかにもお買い得入門編といった感じのコンピレーションアルバム。中古価格290円。内容に文句を言える価格ではないので、面白ければ良しである。
SideAは「荘厳なる舞曲/リターン・トゥ・ヴォーエバー」「ジブラルタル/ウェザー・リポート」「ハング・アップ・ユア・ハング・アップス/ハービー・ハンコック」「真夜中のオアシス/フレディ・ハバート」と懐かしい面々。どちらかといえばロック寄りの曲が多い。ロックが裾野を広げ、その原点にあったブルースなどの流れから発展したジャズを取り入れようとしている感じが強い。
SideBは「暗黒への挑戦/ラムゼイ・ルイス」「太陽の女神/アース・ウィンド&ファイアー(ライブ録音)」「ワイルド・ライス/リー・リトナー」「魔法使い/アル・ディメオラ」と続く。ファンクの雄、アース・ウィンド&ファイアーも、この頃はクロスオーバーにカテゴライズされている。こちらはシンセサイザー全開の、いかにも「クロスオーバー」といったサウンド構成の曲が続く。
コンピレーションとしてはなかなか面白いし、録音も悪くない。なにせこれが290円なのだから、文句のつけようがない。掘り出し物だ。
上白石萌音「chouchou」鑑賞 ― 2016年11月03日 00:06
上白石萌音の「chouchou」を鑑賞。
Amazonプライムで無料で聞くことができたので、試しにと思ってさほどの期待もせずにダウンロードしてみた。
歌唱力があるという評判は聞いていたが、一種のセールストーク程度にしか思っていなかったので、実際に聞いて、いい意味で驚かされた。
まだ声が浅いのはともかく、低音、高音とも無理なく歌えている。得てして低音が出せずに無理な発声になる若い女性歌手は多いが、彼女の声にはそうした無理が感じられない。
声量はあるが、まだボリュームや深さが不足している感はある。しかしウィスパーボイス系の歌なら十分。きちんとかすれずにピアニシモを支えるだけの声量がある。
2曲めは「woman」、あの「Wの悲劇」のテーマソングだが、ことによるとオリジナルよりもこちらのほうがいいかもと思ってしまった。
明るめの声なので、ダークな雰囲気は出ないが、これから声質も深くなっていくだろうことが想像できるので、今後の表現の幅の広がりも楽しみだ。
ラストの「smile」は、まさにベストマッチの曲。アルバムが気持よくクロージングしていく。
Amazonプライムで無料で聞くことができたので、試しにと思ってさほどの期待もせずにダウンロードしてみた。
歌唱力があるという評判は聞いていたが、一種のセールストーク程度にしか思っていなかったので、実際に聞いて、いい意味で驚かされた。
まだ声が浅いのはともかく、低音、高音とも無理なく歌えている。得てして低音が出せずに無理な発声になる若い女性歌手は多いが、彼女の声にはそうした無理が感じられない。
声量はあるが、まだボリュームや深さが不足している感はある。しかしウィスパーボイス系の歌なら十分。きちんとかすれずにピアニシモを支えるだけの声量がある。
2曲めは「woman」、あの「Wの悲劇」のテーマソングだが、ことによるとオリジナルよりもこちらのほうがいいかもと思ってしまった。
明るめの声なので、ダークな雰囲気は出ないが、これから声質も深くなっていくだろうことが想像できるので、今後の表現の幅の広がりも楽しみだ。
ラストの「smile」は、まさにベストマッチの曲。アルバムが気持よくクロージングしていく。
風邪をひく ― 2016年11月05日 06:37
家人の風邪をもらってしまったようだ。
一昨日の夜からなんとなく喉が痛くなった。用心して早めに休んだが、昨日は軽く咳が出て、最後には鼻水まで。
仕方がないので、市販の風邪薬を夕食後に飲んだら、一気に睡魔に襲われた。21時過ぎにはもうダウン。
昔はこんなに風邪薬で眠くはならなかったような気がする。こちらの身体が衰え始めているのか、風邪薬が強力になっているのか…
おかげで今朝は症状も回復。
一昨日の夜からなんとなく喉が痛くなった。用心して早めに休んだが、昨日は軽く咳が出て、最後には鼻水まで。
仕方がないので、市販の風邪薬を夕食後に飲んだら、一気に睡魔に襲われた。21時過ぎにはもうダウン。
昔はこんなに風邪薬で眠くはならなかったような気がする。こちらの身体が衰え始めているのか、風邪薬が強力になっているのか…
おかげで今朝は症状も回復。
「言の葉の庭」鑑賞 ― 2016年11月06日 22:57
今をときめく「君の名は。」の新海誠監督の前作「言の葉の庭」を鑑賞。ずいぶん以前から録画しておいたのだが、なかなか見る機会を作れずに、やっと鑑賞したというところ。
静かな作品というのが第一印象。自然と都会の景色や風物の美しさはもちろんだが、雨、水の表現が素晴らしい。「ほしのこえ」でも雨は印象的だったが、水音などしないのに水の音が聞こえ、雨の匂いと冷たさが感じられるような世界。
世界全体は雨のち晴れ。それも雨のち嵐、のち晴れといった感じだ。そして、言葉。「君の名は。」でもそうだったが、文字としての言葉ではなく、文字通り「言の葉」。もどかしいコミュニケーション、口に出さない思いを追い越すように、今回も手仕事、主人公が目指す靴職人としての手仕事が、ヒロインとの距離を縮めていく。「君の名は。」では組紐で、このテーマは変奏されていた。
ちなみに、ヒロインは「君の名は。」でも登場している。同一人物設定であるかどうかはともかく、作品同士の紐帯の・ようなものを感じた。
エンタテインメントに妥協しなかった「君の名は。」に比べ、やはり地味で渋いが、それは45分という作品時間に反映されていると言えるだろう。というより、この世界にSF的世界観とサスペンスを注入すると、120分程度の時間はかかるだろう(が、その代わりこの作品のポイントはボケてしまう)。
映画やアニメーションにエンタテインメントと受け身の娯楽を求める向きには、この作品はそりが合わないだろう。だが、この世界に身を委ねるゆとりと意思があれば、優れた小品として楽しむことができる。
静かな作品というのが第一印象。自然と都会の景色や風物の美しさはもちろんだが、雨、水の表現が素晴らしい。「ほしのこえ」でも雨は印象的だったが、水音などしないのに水の音が聞こえ、雨の匂いと冷たさが感じられるような世界。
世界全体は雨のち晴れ。それも雨のち嵐、のち晴れといった感じだ。そして、言葉。「君の名は。」でもそうだったが、文字としての言葉ではなく、文字通り「言の葉」。もどかしいコミュニケーション、口に出さない思いを追い越すように、今回も手仕事、主人公が目指す靴職人としての手仕事が、ヒロインとの距離を縮めていく。「君の名は。」では組紐で、このテーマは変奏されていた。
ちなみに、ヒロインは「君の名は。」でも登場している。同一人物設定であるかどうかはともかく、作品同士の紐帯の・ようなものを感じた。
エンタテインメントに妥協しなかった「君の名は。」に比べ、やはり地味で渋いが、それは45分という作品時間に反映されていると言えるだろう。というより、この世界にSF的世界観とサスペンスを注入すると、120分程度の時間はかかるだろう(が、その代わりこの作品のポイントはボケてしまう)。
映画やアニメーションにエンタテインメントと受け身の娯楽を求める向きには、この作品はそりが合わないだろう。だが、この世界に身を委ねるゆとりと意思があれば、優れた小品として楽しむことができる。
咳が止まらない ― 2016年11月07日 22:58
鼻水が収まったと思ったら、今度は咳だ。
空咳が止まらない。喉の粘膜が傷んでいるのだろう。しばらくはつらい事になりそうだ。
空咳が止まらない。喉の粘膜が傷んでいるのだろう。しばらくはつらい事になりそうだ。
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