プリンタ不調2016年12月01日 22:10

 プリンタが不調だ。

 たしかに、購入してもう3年は経過している。BDのラベル印刷で、結構酷使しているから、そろそろくたびれてきたのかもしれない。

 印刷すると妙な入ったり、クリーニングしても、再調整しても、すっきり印刷できなかったり、妙にボケた印刷になったり。

 最近のプリンタは、小型化がトレンドのようで、本当に小さくなっている。サイズは小さく、寿命は長くあってほしいものだ…

高齢者の交通事故2016年12月04日 22:44

 高齢者が過失を犯す交通事故の報道をよく耳にする。

 本当にそういう事故が増加しているのか、はたまたマスコミがそういう事故の発生の報道に最近精を出し始めたのかはわからない。

 都市部に生活している者には、さほど自家用車の必要はない、というより、かえって足かせになる事のほうが多いだろう。しかしこの国の大半を占めている地方部では、自家用車の運転ができなくなるのは、直ちに買い物難民化することを意味する。都市部の人間はネットスーパーやら宅配サービスやらを考えるが、地方部ではそんなサービスを展開するほどのスケールメリットもない。

 コンパクトシティ化で、地方都市の居住区を一点集中させることで、こういった問題を解決できるという理屈もあるが、ことは人の生活だ。理屈だけでどうこうできるような安直な解決などありえないだろう。生活には理論ではなく、感情が伴う。学者の理屈ではどうにも解決しようのない、住居や環境への愛着、宗教的慣習の問題など、簡単に住居を移動させるのは難しい。

 いずれにせよ、高齢者の交通事故を回避するためには、高齢者の運転適正を厳密に審査し、免許失効を厳格に執行するしかないだろう。その前に、当然自家用車を奪われた場合の高齢者の生活の変化やダメージの正確な把握と、それに対する補償が必須となる。事故で失われる命と引き換えに、高齢者の命が危険に晒されるのでは、ただの堂々巡りだ。

ジェーン・モンハイトの「サレンダー」鑑賞2016年12月05日 22:41

 ジェーン・モンハイト(Jane Monheit)の2007年のアルバム、「サレンダー(surrender)」を鑑賞。

 ハイトーンのシルキーボイスで、上品なボーカルだ。色気というより清楚、セクシーというより浄化。ひたすらクリーンな、しかしぬくもりのある歌が心地よい。7曲めの名曲「ムーンリバー」などは出色。

 色合いとしては夜の雰囲気のアルバムなのだが、ボーカルのクリーンさもあって、朝や昼でもミスマッチにはならない。朝の清澄な空気にも、昼間の喧騒からちょっと離れたひとときにも合うアルバム。

 最新アルバムでは、エラ・フィッツジェラルドのカバーもやっているらしい。注目してみたい歌手である。

年末多忙モード2016年12月06日 22:10

 毎年のことながら、年末は仕事が立てこむ。

 年中間配って仕事をしていればいいのだが、なかなかそういうわけにもいかず、年末締めの仕事は溜まるいっぽう。最後にはひとつずつやっつけていくわけだが、疲労困憊の度は高まるばかり。

 これに加えて家庭での仕事もいろいろ。大掃除・年賀状・お歳暮選びなどなど。年賀状など、とても手書きで真心込めてなどといいう精神状態では書けない。

 12月もすでに1週間が過ぎようとしている。心穏やかに正月を向かるためにも、ひと踏ん張りしなくては。

引退2016年12月09日 23:35

 薬物疑惑を疑われた俳優が引退したという。尿検査では薬物反応は陰性だったという。

 引退の理由は悪意あるものによるプライバシーの暴露に耐えられないということだ。ごく当たり前の考え方だろう。

 芸能人はプライバシーを切り売りするのが商売なのだから、文句を言うなという意見もあるだろう。かつての判例でも芸能人のプライバシーがある程度暴露されるのはやむを得ないというものがあったように記憶している。

 しかし、芸能人であろうとなかろうと、プライバシーは守られて当然ではないか。芸能人はその職業柄人権をある程度剥奪されても構わないというのは少々乱暴だ。

 生前、名優渥美清は頑なに自分のプライバシーを守り続けた。では彼の芸能人としての価値は低かったのかといえば、それを肯定するものなどいないだろう。

 この国の芸能界がかなり全近代的な産業であることは、昨今の騒動からもはや暗黙の了解だろう。だからといってそれを放置するのは現代社会では許されることでなないだろう。

 筒井康隆の作品に「おれに関する噂」という短編がある。こんな恐ろしいことが現実に起きるのが現代だ。一芸能人の話とは言えない。彼の疑惑云々という問題以前に、ひとごとではないと感じる。