目的のためなら手段を選ばず2023年03月23日 22:04

 統一選挙が始まる。なりふり構わず票を奪い合う候補者や政党の姿がむき出しになる時期だ。

 政党と言っても、恫喝、脅迫、暴言を「ぶっちゃけ」っぽく連発して人気を取った(そしていまその責任を負わされている)候補が集まった政党もある。まさに言論の自由、結社の自由の具現化である。自由の裏にある責任もまたきっちり背負ってもらいたいものだ。無責任に放言・暴言吐き放題の候補に票を入れた有権者もまた同様。

 とはいえ、恫喝、脅迫、暴言は別に特定の政党に限ったわけではない。官僚だって「〜の顔を潰す気か」「〜の顔を立てろ」などと、誰かのご機嫌を伺うような(あるいは虎の威を借りるような)発言をするのだから。そういうところは古今東西いつになっても変わらない。

 権力や得票といった目的のためなら手段を選ばない人の多いこと。「山本メフィラス」ならこんな社会を見ておそらくこういうだろう。

 「目的のためなら手段を選ばず。私の苦手な言葉です」