「お任せください」2020年01月06日 17:07

 仕事始めの最初の業務が、古いWindows7のPCをWindows10に「アップデート」せよとの作業指示だった。

 指示書通りに「アップデート」を始めるが、どこか様子が変。作業指示は「アップデート」と表記されているのに、指示書は「リカバリ手順」。なんとなく嫌な予感。

 ともあれ、特に問題なくPCは「アップデート」状態に移行。そしてしばらくして、真っ青な画面にデカデカと

   「お任せください」

 お前にそんなことを言われても安心できんわい!と、これまでWindowsにはけっこう意地悪された覚えのある私。周囲の同僚も苦笑、爆笑。

 そして…

 「アップデート」などではなく、完全「リカバリ」、というより、むしろ「クリーンインストール」が実行され、デフォルトから追加した業務上必要なアプリケーションの一部などもごっそり抹消されてしまっていた。再度アプリケーションの再インストールなど、余計な手間と時間がかかるハメに。

 「お任せください」

 microsoftも、なかなか正月早々きついギャグを噛ませてくる。

「鬼滅の刃」を観る2020年01月07日 23:14

 最近人気の「鬼滅の刃」を観る。

 配信で第一話から後追い視聴できるので、当然第一話から数話を観た。かつてはありえないようなことだ。便利な世の中である。

 一家惨殺のシーンを観ると、北海道の熊害が下敷きになっているのだろうかだの、ストーリーの骨子が「鋼の錬金術師」と似ているだの、余計な知恵が頭をもたげるのは、年を取った弊害かもと苦笑いしながら、けっこう楽しめた。

本気でやるつもりはないけれど…2020年01月08日 21:23

 「本気でやるつもりはないけれど」、うっとおしいやつを始末するために、他人の庭で暴れる。

 暴れられて、大切にしている存在を失ったら、それは怒るに違いない。仕返しに一発(いや数発)ぶちかます。でも、やっぱり「本気でやるつもりはないけれど」。

 どちらも、手を出すことで人気や支持が高まっている。自分だけの結論で引けるうちはいいが、引くに引けないところをすぎると、「本気でやるつもりはないけれど」などと呑気なことを言ってはいられなくなる。

 子供だって、最初から取っ組み合いの大喧嘩をしようとしてちょっかいをかけたりはしない。だいたい「最初は本気じゃなかった。」という。

 小さな子供の体と力なら、破壊力もさほどないだろうが、図体がでかくなると、その破壊力たるや凄まじい。でかい図体で小さな子供のような言動をするのが一番危ない。

 図体に見合った判断を。それが判断する人間の利益になるとは限らないが、少なくとも世のため人のためにはなる。

時給2000円2020年01月09日 22:14

 ある県が、若者が自活するために必要な最低ラインとして算定した必要金額を時給に換算すると、時給2000円程度となるという結果を発表していた。

 日本国内の最低賃金の約2倍の額、もちろんこのラインをクリアした最低賃金を保証しているところは、日本のどこにもない。

 給与体系を云々するより、自活のコストが高すぎるというべきだろう。生活するだけでいろいろな出費を要求し、それによって収益が上がっている企業が、その分を給与として還元できていないということだ。

 すでに経済は臨界点を超えて、自滅モードに陥っているのではないか。そんな気もする結果だ。

セキュリティの問題2020年01月11日 10:39

 職場でも情報セキュリティはなかなか難しい問題だ。

 OSのサポートが切れるとなると、OSをアップデートするのか、PCを新調するのかで揉めるのだが、最後は先立つものがないのでアップデートに傾く。すると、PCに対してOSは当然重くなりがちで、不平不満が満ち溢れることになる。

 データのセキュリティもまた大変だ。厳重にセキュリティ対策をすればするほど、使い勝手は悪くなっていくことがほとんど。これもまた現場の不平不満が噴出する。

 そのうち、少しスキルのある者が抜け道を見つけたりもするが、これはアンダーグラウンドな世界となるので、またまたセキュリティ的な問題が持ち上がる…

 もぐらたたきである。