Raspberry pi pico+pico audioのケース2022年01月29日 16:38

 Raspberry pi pico+pico audioをそのままむき出しで使うと、当然Picoのピンヘッダの短いほうが突き出しているので、電気的にもショートの危険があるし、だいたい指先に刺さって痛い。カバンの中でもあちこちひっかくので困りもの。おまけに小さいのでなかなかいいケースも見つけにくい。

 そこでこういうときに定番の「フリスク」ケースを流用する。コンビニやスーパーでお好みの「フリスク」を購入、中は頑張って食べるか、なにか他の容器に移す。ケースを分解して嵌り具合を確かめる。

 pico audioを取り付けると厚みは結構増すし、3.5φのジャック2つとインプットゲインスイッチも突き出すので、完全に蓋をするのはフリスクケースでは無理。USB端子の部分の切り欠きも必要。そこでフリスクケースの本体側ではなく、蓋側を利用する。蓋側にはうまい具合に切り欠きがあるので、そこにUSB端子が来るようにする。

 ウレタンゴムシートを購入し、フリスク蓋の底全体に貼り付ける。ちょうど切り欠きの底とツライチになるぐらいの厚さのものがいい。その上にpicoを、切り欠き側にUSB端子を向けてぴったりと置く。picoの左右と切り欠きの反対側で、picoを挟むようにコの字型にウレタンゴムシートを切り、蓋の底のシートの上に張る。これでpicoはフリスクケースの蓋に固定される。左右やUSB端子の反対側の部分の見え方が気になるなら、ウレタンゴムシートで適当に塞げばよい。

 数百円と十数分でできあがるケース。ちょっとした手遊びに。