6AQ5でシングルアンプ その32016年09月23日 22:04

 さて、増幅段の設計がある程度できてきたので、次は電源部。

 手持ちのトランスは旧TangoのPH-100S。250V〜280Vの巻線で、100mA取り出せる。検討した増幅段の所要電流は、6AQ5のIp=36mA、それに初段の6AU6の4mAを足して、40mA。これが2チャンネル分なので、合計80mA。定格の80%なので、まあ問題なしだろう。

 問題は電圧。6AQ5の所要電圧は250Vと、自己バイアス回路であれば、それにバイアス分16Vを上乗せした266Vが必要だ。電源トランスの250V端末をコンデンサ・インプットで整流すると、250V✕√2=約353.6Vとなって、87.6Vのオーバーとなる。リップルフィルタ用の抵抗も含めた抵抗分でこの電圧を削る必要がある。ダイオード整流の直後に尖頭電圧制御用のセメント抵抗で若干削った後、2段程度のリップルフィルタで落として調整することになるだろう。チョークを使うのはコスト面からも避けたい。チャンネルセパレーションを考えると、左右チャンネルでフィルタを分けておくほうがいいかもしれない。

 コンデンサの数はかなり必要になりそうだ。