良い天気、花見日和2023年04月01日 22:04

 良い天気で、暖かくなった。桜も見頃。

 のんびり花見で昼酒でもと考えてはみたが…

 忙しくて行けなかった眼科の定期検診に行かねばならなかった。瞳孔を開いて検査を受けるため、目薬を注入…

 当然、昼間は瞳孔が開いた状態…眩しくて外にはいられない。

 いい天気の昼下がり、家の中でじっとしている羽目に。

 眩しさがおさまった頃にはそろそろ夕刻。まあ、こんなものだ。

日曜昼のNHK-FM2023年04月02日 16:26

 日曜昼のNHK-FM。昔から約2時間枠でトーク番組だった。けっこう現代の世相をズケズケと切ったり、時の政権に批判的だったりしながらも、様々なゲストのトークが興味深かった。

 この4月からこの枠はなくなり、のど自慢がどういうわけかTV、AM、FMと3つのチャンネルで放送されることになっている。その後の時間帯は新番組ということなので、これまでの2時間枠トークは存在しないということだ。

 のど自慢ゴリ押しには少々げんなり。一つのコンテンツを3チャンネル同時送信すれば、製作コストは節約できるのだろうが。

 それとも、もしかして歯に衣着せぬトーク番組を自主規制したのか…などと下衆の勘繰りもしたくなるような番組改変だ。いずれにせよ、日曜昼のNHK-FMはもう当分聴くことはないだろう。

「レコード芸術」休刊2023年04月03日 21:38

 「レコード芸術」が7月で休刊となる。

 確かに、ここ数年そういう予感はあった。アカデミックな読み物や海外からの寄稿がなくなって久しく、名物連載も多く終わり、広告も激減、そしてなにより…薄くなった。

 海外版と国内盤に別れたレコード評も現実とはズレ始めていたし、もはやレコード(というよりCDだ)を購入する術は地方にはほぼ皆無、大都市圏でも減少中。実際に取り上げられたCDをオンラインで購入しようとしても、サブスクの配信のみということも少なくなかった。

 配信についても記事はわずかながらあったが、iTuneに偏った記事で、少なくともiTuneを使わない私にはほぼ無意味。オーディオ機器の記事も、だんだん現実味のない価格の製品ばかりが取り上げられるようになり、読者にとっては雲の上の仙人の話のようにもなっていった。今の給与体系や経済状況で一台100万円を超えた機械を複数購入してやっと音楽が聴けるようなシステムを購入できる(あるいは購入の希望が現実味をわずかでも持てる)層以外には魅力ある記事とは言えない(第一、すでにハイレゾ音源をわずか数万円でこの雑誌が紹介する製品とさほど遜色ないレベルで再生できるプレーヤーが存在することはネット上で知れ渡っている)。

 なにより「クラシック音楽」が教養ではなく、単なる消費財と化してしまったこと、オーケストラが自前で配信を始め、音源も販売し始めたことが、この雑誌のスタンスを大きく崩す原因ともなった。サブスクでどこにいても安価にお試し視聴ができて、オーケストラやミュージシャンが直接自分たちの音楽を発信する時代に、パッケージ音楽のみに絞った雑誌の存在はやはりニーズに合わなくなっているのだろう。

 CDやアナログのジャケットに取り上げられた名画と音楽との関連に注目した連載や、ウィーンでの生活を扱ったエッセイなど、面白い連載も多かった。寂しいが、時代の変化に対応できなかったということだろう。

目が回る2023年04月04日 21:49

 目が回っている。

 もちろん、慣用句なのだが…年次更新作業が予想以上に立て込んで目が回っている。新年度のスタートがいきなり週末だったのがじわじわと響いてきている。

 仕事の締切に追われ、溜まった仕事には手がつかず、年度越しの仕事が飛び込んできて、もうてんやわんや(これも死語か…)。

 ToDoリストが溢れかえって手のつけようが亡くなっている今日この頃。

自由と理想の国2023年04月05日 20:27

 かつて日本にとってアメリカは自由と理想の国と捉えられていた時代があった。もちろん実態はそんなきれいごとなど通用していなかったのだが、それでも憧れの国と考えていた日本人は少なくなかった。

 いまアメリカは、強弁と屁理屈とワガママがまかり通る社会に傾きつつある。自由を履き違え、強さへの盲信に突き進み、力による非賛同者への攻撃を正当化する主張がまかり通っている。

 アメリカに追随し、それを追ってきた戦後日本が同じ轍を踏むおそれは少なくない。自分の敵を「悪魔」の所業と言い出さない程度の宗教観の薄さが日本にはあるが、それを上回る「同調圧力」の強さが怖い。