linux上のfirefox52でamazon video(2)2017年03月17日 23:56

 firefox52の変更点を調べたところ、

 Flash 以外のプラグインの Netscape Plugin API (NPAPI) 対応を廃止しました。Silverlight、Java、Acrobat などが使用できなくなります。

 とあった。Netscapeとはまた懐かしい。firefoxの前身となったブラウザだ。要するに古い規格を廃止したため、Silverlightが使えなくなり、それを要求するamazon videoが再生不能になったということらしい。

 Silverlightも、microsoftが開発を終了して久しい。いつまでも必要とされるとは思えない。ネット上ではfirefoxでNetfrixが閲覧できない時の対処法が発表されていたので、これを試してみることにした。

 まず、現状でwine経由でSilverlightを引き出していたpipelightをアンインストールする。端末で

 sudo apt-get purge pipelight-multi

 これでpipelightは綺麗サッパリ消滅。

 次に、User Agent OverrideをDefaultに戻し、きちんと相手サーバにLinux版firefoxでアクセスしていることを通知するようにする(これまではSilverlightをpipelight経由で引き出していたので、Windows版firefoxでアクセスしているように見せかける必要があった)。

 いわば素の状態のLinux版firefoxでamazon videoのサイトにアクセス、任意のvideoの再生をクリックすると、firefox上部にDRM対応のプラグインを自動的にインストールしている旨の表示が現れた。Googleが提供しているWidevine Content Decryption Moduleがそれに該当するらしい。

 そして…何の問題もなくamazon videoが再生された。

 firefox52以降であれば、Linuxでも問題なくamazon videoが視聴可能となった。これでgoogle chromeは即退場となった。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://crowfield.asablo.jp/blog/2017/03/17/8408607/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。