またもCOVID-192022年01月06日 21:03

 またも急激な蔓延状況を呈しているCOVID-19。今回はオミクロン株という変異種が急増しているらしい。蔓延防止特別措置対象地域も指定されようとしている。

 重症化リスクは高くないと言われているが、ゼロではない。罹らない、うつさないのが一番だ。マスクにうがい、手洗い、三密回避は必須だ。これは今までと変わらない。

 経済を回復することと感染予防とは両立しないという風潮だし、観光・飲食業関連はたしかにダメージも大きい。経済援助にも限度があるのは確かだ。だからといって、蔓延を促進するような言動は慎まなければならない。簡単に解決できないのは、お互い生き物として、最も厳しい形での生存競争を争わなければならないからだ。そして、大抵の場合、大型で個体数が少ない生物よりも、小型で個体数の多い生物のほうが生存競争には強い。

 人間社会のありようや習慣など、病原体には何の関係もない。土俵の違う両者が真っ向せめぎ合っている。簡単に解決策が見つからないはずだ。

人日の節句2022年01月07日 20:35

 今日は人日の節句、平たく言うと「七草粥」を食べる日。

 朝、寝過ごして朝食抜きで出勤し、バタバタと一日を過ごして、結局そんなことにも気づかないまま夕刻を迎えた。夕食時にテレビを見ながらはじめてそれに気づくありさま。

 結局夕食後に軽く七草粥をいただいた。

 こういう慌ただしい毎日を送っていては、豊かな生活には程遠い。

 マックはじゃがいもの輸入確保が難しく、マックフライポテトの減量を継続するとのこと。七草粥もそれと同じで「今年は材料が輸入できないので品薄です」などということにならないでほしいものだ。食べそびれるのはねぼすけの自業自得にとどめたい。

校則の見直し2022年01月08日 14:34

 全国で「校則の見直し」が進んでいるらしい。

 黒直毛以外の頭髪はまっとうな生徒と認めないが如き「自毛証明」だの「くせ毛申請」だのは、たしかに時代錯誤も甚だしい。服装にしてもしかり。もともと「家庭の経済状態の差が顕著にならないため」の制服であったにもかかわらず、学校独自制服によってコストは跳ね上がり、学校間での「家庭の経済状態の差」が可視化されている。得点力の高い生徒が集まる学校ほど高額な制服になりがちなのも、家庭の経済状態が学力と相関しているという、経済力を起因とした学力格差、つまり経済格差社会を浮き彫りにしているわけで、もはや制服の存在意義は崩壊し、格差アイコンと化している。着こなしにしても、児童・生徒世代に「おしゃれ」を売り込みながら、学校では「おしゃれ」の制限を要求する社会は二重思考社会そのもの。まさに「1984」が描き出したディストピア社会ではないか。

 学校がエビデンスベースで校則を規定していると考えること自体も疑問だ。だいたい「服装が悪い」だの「態度が悪い」だのという通報は地域社会から学校に「抗議」としてもたらされる。それに対応するために学校側が「校則」を規定しているケースは多いのではないか(虞犯行為はこの限りではないが、学校が責任を負う根拠はない。むしろ保護者の監督責任の問題)。要は地域社会や進学・就職先にたいする学校側の「忖度」が校則の根拠の多くを占めているように思える。「忖度」が底なしの闇の温床となるのは、我々にとっては記憶に新しいことではないか(モリカケも最近聞かなくなったので、そうでもないか…)。その結果の「ブラック労働」が教員の心身を蝕んでいるのも周知の事実。

 「生徒・学生らしく」というあやふやな基準にもエビデンスがあるとは考えにくい。突き詰めていけばノスタルジーや「自分も厳しく指導されたから、当然だ」といった報復原理が顔を出し、最後は単なるバッシングとなってしまいがちだ。求めたい生徒・学生のありようを社会が提示し、共有し、社会の変化に応じで頻繁に修正する必要がある。LGBTQの問題や他国籍・他民族との共生が求められる現在、昭和の頃の「規則」の多くは有名無実だ。

 地域社会も児童・生徒を勝手な理想と古臭いノスタルジーで縛るのはやめるべきだろう。自分が変化を否定しておいて、他人に勝手に自己の夢幻を押し付けるのは、身勝手極まりない。ノスタルジーは不寛容の温床となり、多様性を排除し、社会を衰退と破壊に導く恐ろしさを持っていることに、もっと年長者は自覚的でなければならない。年を取れば取るほど、変化に対応する努力を怠るべきではない。民主主義は年長者には厳しいが、それから逃げると「忖度」まみれの恐怖社会が待っている。死ぬまで勉強し、変化し続けないと、自由な社会は維持できない。「ぶれる」ことを「ぶれず」に受け入れる度量こそ、年長者の「老獪」さだろう。

 校則の見直しは、学校と児童・生徒の問題ではない。それを取り巻く社会全体の「不寛容」と「根拠なき幻想」の問題だ。生徒が「校則の見直し」を提言しているというのは本質論ではない。新しい世代が、旧弊な社会の機能不全を指摘していると捉えるべきだ。

Kindle Fireの音楽アプリ2022年01月09日 14:48

 Kindle fire10で、DLNAサーバにある音楽を再生したい。となると、Amazon musicアプリではアウトということになる。そこでチェック。定評のあるアプリとしてあがってきたのが、

 jetAudio Music Player

というもの。ひとまず無料版をインストールして、DLNAサーバ上の音源(CDをリッピングし、48kHz/24bitのflacにUbuntu20.04LTSのsoxで変換したもの)を使って再生してみる。

 ベースが強調され、音が全面に押し出されてくる感覚で、力感は感じるが、音像は肥大気味。ベースに隠れてドラムのリズムは埋もれがち。音場感もそこそこ。重低音重視と呼ばれる音作りに近い感じだ。

 定番動画・音声再生アプリのVLCでもDLNAはアクセスできるので、同一音源で視聴。以前Ubuntuでは今ひとつのイメージがあったVLCだが、アップグレードもその後行われていて、音質は明らかにアップ。jetAudioより音像は引き締まり、音場感も広がりがあってなかなか良い。jetAudioのブーミー感がなく、これはいけそうな感じだ。

 Technics Music AppをAPKを使ってインストールしているのだが、若干動作がKindle Fire上では不安定で、長時間再生では使いにくい面がある。それでも一応チェックすると、音像はきりっと引き締まり、聴感上のSN比がぐっと跳ね上がる。音像も広がり、各楽器やボーカルの位置が明確になると同時に、音の動きや微妙な変化がはっきりと聞き取れる。音の上下方向への広がりがはっきりわかる。Androidでは安定動作するのだが、最近アップデートが公開されていないのと、ギャップレス再生に対応していないのがいかにも残念。それに大飯喰らいなのも欠点か。もっとも昨年発表されたTechnicsのフラッグシップアンプはD級、つまりデジタルアンプなのにかなりの発熱だという。大飯喰らいはこの音質には必須なのかもしれない。

 せっかく新アプリとしてインストールしたjetAudioだが、私のKindle Fireでの生活は短かった。

DLNAの容量が…2022年01月10日 17:59

 Raspberry Pi 2B+を一枚使って、ネットラジオをタイマー録音している。2TBの外付けHDDをUSB接続して、その中に録音データを蓄積している。ついでにminidlnaサーバも仕込んで、このHDD内にCDデータを48kHz/24bitのflacファイルにしてどんどん突っ込み、家中でアクセスできるようDLNAサーバにしている。動画も画像も保存できるので、スマホで撮りまくって溢れかえりそうな画像もWi-Fi経由でこの中に放り込む。するとTVで画像が閲覧できるので、家族にもウケがよい。

 調子に乗って音声ファイルを放り込んでいると、いつの間にやらHDDの使用率が87%に…そろそろ増設を考えなければならないか…minidlnaで、HDDを増設する設定を調べなければ…