ネアゲの春2023年04月07日 21:17

 あまりに頻繁でもううんざりな気分になる「値上げ」。またこの春から大量に値上げが始まる。

 さすがにこれはまずいと、大手企業から賃金も「値上げ」が打ち出されている。だが、内部留保を溜め込んでいた大企業はともかく、大企業の内部留保に利益を吸い上げられ続けた中小企業には賃金「値上げ」とまでは行けないところもあるようだ。朝のドラマで町工場応援ドラマを打ったところで、構造的に苦しめられている中小企業の実態をなんとかしないと、舞い上がるどころか、世の中の賃上げ圧力に吹き飛ばされてしまいかねない。

 そして労働者は相次ぐ「値上げ」に「音上げ」状態だ。どこの経済学者が人件費(=賃金)を「コスト」と称してカットすべきだなどと言い始めたことやら。数十年も賃金を上げずにカットし続けて来た結果、自分の首が締め上がってしまっている。

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