6AQ5でシングルアンプ ― 2016年09月21日 22:09
忙中閑ありの一日だったので、デッドストックのある6AQ5と6AU6でアンプが作れないかと算段。
6AQ5は6V6の小型化7ピンなので、6V6と同じ回路設計でも使えるが、小型化のため耐圧は低め。むしろ電圧、電流ともに控えめでもパワーが落ちない省エネ特性も持っている。7ピンの球をあんまりガンガン使うのも少々大人気ないかとも思い、軽めの動作を考えてみる。特性表には3結時の特性曲線もあるので、いっそ3結、出力は欲張らずでロードラインを引く。
Eg1を-8V前後にすると、40mA強の動作点が取れそうだ。概算で1Wぐらい取れそう。増幅率は、8Ω出力を1Wとして、(√(1✕8))/8=0.35、-9dbぐらい。
もうひとつのストック、6AU6も3結で初段管に。6V6の入力は8/√2=5.7Vなのだが、6AU6をEg1を-3Vあたりで6mA前後の動作点、2.2kΩぐらいのロードラインで30V程度は取り出せるので、これは余裕というより大きすぎるぐらいだ。増幅率は負荷と内部抵抗を考えると20倍弱、終段とトータルだと倍率は20✕0.35=7倍、dbだと-9+26=17となる。トータルの倍率なら問題ないぐらいだ。
机上の設計だが、ヤって見る価値はありそう。3結同士なので、無帰還でもいけるかもしれない(というより、トータル7倍はNFBをかけるとつらい)。まじめに定数をはじき出して見る価値はありそうだ。
6AQ5は6V6の小型化7ピンなので、6V6と同じ回路設計でも使えるが、小型化のため耐圧は低め。むしろ電圧、電流ともに控えめでもパワーが落ちない省エネ特性も持っている。7ピンの球をあんまりガンガン使うのも少々大人気ないかとも思い、軽めの動作を考えてみる。特性表には3結時の特性曲線もあるので、いっそ3結、出力は欲張らずでロードラインを引く。
Eg1を-8V前後にすると、40mA強の動作点が取れそうだ。概算で1Wぐらい取れそう。増幅率は、8Ω出力を1Wとして、(√(1✕8))/8=0.35、-9dbぐらい。
もうひとつのストック、6AU6も3結で初段管に。6V6の入力は8/√2=5.7Vなのだが、6AU6をEg1を-3Vあたりで6mA前後の動作点、2.2kΩぐらいのロードラインで30V程度は取り出せるので、これは余裕というより大きすぎるぐらいだ。増幅率は負荷と内部抵抗を考えると20倍弱、終段とトータルだと倍率は20✕0.35=7倍、dbだと-9+26=17となる。トータルの倍率なら問題ないぐらいだ。
机上の設計だが、ヤって見る価値はありそう。3結同士なので、無帰還でもいけるかもしれない(というより、トータル7倍はNFBをかけるとつらい)。まじめに定数をはじき出して見る価値はありそうだ。
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