ジェーン・モンハイトの「サレンダー」鑑賞2016年12月05日 22:41

 ジェーン・モンハイト(Jane Monheit)の2007年のアルバム、「サレンダー(surrender)」を鑑賞。

 ハイトーンのシルキーボイスで、上品なボーカルだ。色気というより清楚、セクシーというより浄化。ひたすらクリーンな、しかしぬくもりのある歌が心地よい。7曲めの名曲「ムーンリバー」などは出色。

 色合いとしては夜の雰囲気のアルバムなのだが、ボーカルのクリーンさもあって、朝や昼でもミスマッチにはならない。朝の清澄な空気にも、昼間の喧騒からちょっと離れたひとときにも合うアルバム。

 最新アルバムでは、エラ・フィッツジェラルドのカバーもやっているらしい。注目してみたい歌手である。