窮鼠猫を噛む ― 2023年02月23日 21:37
追い詰められて死の恐怖に直面すると、追い詰められた側は追い詰める側に捨て身の反撃をする。失うものは何もないので、この反撃には理性のかけらもない。窮鼠猫を噛むというやつだ。
どうもそのような立場に追い込まれている為政者が少なからずいるようだ。窮鼠の理性を失った反撃手段は、もちろん使ってはならない手段。この窮鼠を追い込んだ猫は何なのか。
恐怖政治は自分自身の恐怖の裏返しだ。そんな手段に走る為政者はまさに窮鼠。そしてたいてい自縄自縛だ。他人を巻き込むのは迷惑千万といえる。
一度抜いた刀は、何か切らないと引っ込みがつかない。だから日本の剣道は「抜かずに勝敗を決める」という抽象的な方向、「活人剣」に走った。一種の抑止戦略だ。これができない侍は未熟者と言われた。今、為政者に「活人剣」を使えない未熟者がいては困る。
もっとも「刀」などというものが必要のない世界が一番だが。
どうもそのような立場に追い込まれている為政者が少なからずいるようだ。窮鼠の理性を失った反撃手段は、もちろん使ってはならない手段。この窮鼠を追い込んだ猫は何なのか。
恐怖政治は自分自身の恐怖の裏返しだ。そんな手段に走る為政者はまさに窮鼠。そしてたいてい自縄自縛だ。他人を巻き込むのは迷惑千万といえる。
一度抜いた刀は、何か切らないと引っ込みがつかない。だから日本の剣道は「抜かずに勝敗を決める」という抽象的な方向、「活人剣」に走った。一種の抑止戦略だ。これができない侍は未熟者と言われた。今、為政者に「活人剣」を使えない未熟者がいては困る。
もっとも「刀」などというものが必要のない世界が一番だが。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://crowfield.asablo.jp/blog/2023/02/23/9565003/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。