crowfield blog

　深夜営業を停止したファミレスの業績が向上したという。

　というより、24時間営業そのものが、「過ぎたるは及ばざるが如し」というやつだったのあろう。たしかに深夜仕事に就く職種の労働者には都合がいい深夜営業だが、それだけで深夜営業の採算が合うとは考えにくい。

　ただでさえ寝不足で世界中にその名を馳せる日本人。睡眠が少ないと認知症発症リクスも跳ね上がるという。これを機に、夜はきちんと寝る、睡眠時間を確保する就労形態を徹底するというのはどうだろう。

　長時間、低賃金労働環境では、究極、機械に労働させればよい、というより、そうせざるを得ない。元来そんな労働環境は、人間の働く場所ではないはずだ。人は遊び、眠り、食べ、家族を作り、子を育んでこそ、生きものとして存在できる。生きものとしての基本を無視した社会など、誰のための社会なのだろうか。