crowfield blog

　日本は女性の社会進出度が非常に低いらしい。

　というより、男性も含めて、社会そのものが「生きにくい」。社会の仕事が生き物としての生活を無視し、圧殺した状態の上で組み立てられているからだ。

　男子厨房に入らずなどとくだらないことを言って、自分が食べる弁当一つまともに作れない男を大量に排出したのはつい最近までのこと（今でも続いているか？）。自分の食い扶持を自分で確保できないのは生き物失格だ。それも自分で食料自給しろというわけではない。食材を買ってきて弁当箱に突っ込めばいいまでのこと。それすらできずにコンビニ弁当（否定しているわけではない）だけに依存するようでは、男ですら生き物として生きていけない社会だと言われても仕方ないだろう。

　生き物としての生存に必要な労働を女性に「家事労働」として無料使役させていたのだから、女性が社会に進出すればみんな「餓死」である。もちろん子育ても同様。子育てにはありがたいコンビニもファストフードショップもない。

　女性の社会進出度の低さの本質は、男性自身が生き物としてやっていけない社会であることの裏返しだ。まずは手始めに世の男性たちよ、オール冷凍食品でもいいから、自分で弁当に自分の昼飯を詰め込んでみるところから始めてはどうか？