Raspberry Pi B+ 起動!2014年09月02日 23:53

 SDカードを新調して、再度挑戦。

 あらかじめ解凍済みだったvolumioのイメージファイルをmicroSDにコピーする。私の環境ではSDカードはターミナルで次のコマンドで調べると

 df -h

  /dev/sdf1だったので、ターミナルよりコマンド打ちで

 unmount /dev/sd
 sudo dd bs=1M if=[imgファイルのパス] of=/dev/sdf

 以上はvolumioのウェブサイトに明示してある。
 コピーには数分かかる。コピーが終わったら、microSDをアンマウントして取り出し、Raspberry Piのスロットに差し込んで、LANをつないで、スマホ用の充電用USBを使って電源と接続。

 1分程度待って、microSDを作成したPCのブラウザから、

 volumio.local

 にアクセス。ちゃんとvolumioの操作画面が現れた。
 もう、この時点でネットラジオに接続できるので、Raspberryのヘッドフォン端子にヘッドフォンを差し込み、ネットラジオをブラウザ上の操作画面左下「browse」をクリックして、次の画面でWEBRADIOをクリックする。大量に現れる放送局をどれでもダブルクリックすれば、もう音楽が聞こえる。
 この画面の右上の「MENU」から「NETWORK」を選ぶと、Raspberry Piが受け取ったIPアドレスがわかる。PCからターミナル経由でこのIPアドレスを使ってRaspberry Piに入り込む。

 sudo ssh [Raspberry PiのIPアドレス]
passwordはvolumio

 SDカードのパーティションを切り直して、音楽保存用の領域を確保する。

 fdisk /dev/mmcblk0

このコマンドのあと、「p」を入力してパーティション状況を確認し、「n」を入力、その次に「p」を入力、その次に「4」を入力。あとはエンターを続け、最後に「w」と入力。その後

 reboot

 と入力して再起動。1分程度待って、再度sshでログイン。新規パーティションをフォーマットする。

 mkfs -t ext4 /dev/mmcblk0p4

 そのあと、起動時に自動で認識するように、

vi /etc/fstab

 と入力、「i」を入力し、ファイルの最後の行にカーソルを移動させて

 /dev/mmcblk0p4 /mnt/SD ext4 defaults 0 0

と入力、その後「ESC」「w」「q」と入力する。これでファイルの修正が終了する。次に、このパーティションがvolumioに見えるように

 cd /var/lib/mpd/music
mkdir /mnt/SD
ln -s /mnt/SD /var/lib/mpd/music/SD

 このディレクトリがネット上のWindowsからも見えるように

 vi /etc/samba/smb.conf

 開いたファイルの最後に

 [share]
comment = MPD directory (/mnt/SD)
patrh = /var/lib/mpd/music/SD
read only = no
public = yes
follow symlink = yes
wide links = yes
create mode = 0777
directory mode = 0777
share mode = yes

を入力、その後「ESC」「w」「q」と入力する。これでファイルの修正が終了する。これが終わったら

  /etc/init.d/samba restart

と入力。すぐに返事が帰って来る。
 ここまでやると、PCからファイルコピーの要領でSDカードにアクセスできる。現実には予定していたよりも少ない容量しか認識できないので、今後の調査が必要な部分である。

 アップデートもあるといけないと思ったら、案の定すでに大量のアップデートがあった。

  apt-get update
  apt-get upgrade
  reboot

 結構時間がかかるが、これでひとまずアップデートも終了。

 音出ししてみるが、Raspberry Piのヘッドフォン端子からの音にはノイズがかすかにまじり、まあ、聞こえるという程度。それでも192kHz24bitが再生できるのだから上等だ。外付けのDACがあれば問題ないだろう。また、筐体に組み込むのなら、Raspberry PiとDACのデジタル・アナログ電源はそれぞれ別(トランスも含めて)にするほうがいいだろう。B+のスイッチング電源は嫌われものだが、ポータブルにこだわらないハイレゾプレーヤにするのなら、十分勝算はありそうだ。

 終了するときはMENUからPOWEROFF。

 次回は確保できなかったmicroSDの容量の件を考えてみることとする。

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