「応仁の乱」読了 ― 2017年02月28日 22:39
中公新書の「応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱」を読了。
応仁の乱は戦国時代の始まり、というのが、昔学校で習った知識だが、それがどんな乱だったのかは、正直全く記憶がない。足利将軍家の存在も、いつの間にやらうやむやになり、気がつけば織田信長と豊臣秀吉、そして徳川家康へとなだれ込んでしまう。
この新書を読むと、応仁の乱の発端は畠山一族の内紛に端を発し、そこに新興勢力の山名氏が加担、その煽りがどんどん膨れ上がり、東軍・西軍に勢力が二分されていった様子がよくわかる。この乱を軸に、将軍家や寺社の荘園をめぐる権謀術数が渦巻き、誰もが望まない長期戦へと転がり落ちていく。
かつての史観も変更されており、かつて学校で習ったイメージとはかなり異なった応仁の乱のイメージが浮かび上がってくる。刺激的な経験だった。
応仁の乱は戦国時代の始まり、というのが、昔学校で習った知識だが、それがどんな乱だったのかは、正直全く記憶がない。足利将軍家の存在も、いつの間にやらうやむやになり、気がつけば織田信長と豊臣秀吉、そして徳川家康へとなだれ込んでしまう。
この新書を読むと、応仁の乱の発端は畠山一族の内紛に端を発し、そこに新興勢力の山名氏が加担、その煽りがどんどん膨れ上がり、東軍・西軍に勢力が二分されていった様子がよくわかる。この乱を軸に、将軍家や寺社の荘園をめぐる権謀術数が渦巻き、誰もが望まない長期戦へと転がり落ちていく。
かつての史観も変更されており、かつて学校で習ったイメージとはかなり異なった応仁の乱のイメージが浮かび上がってくる。刺激的な経験だった。
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