恵方巻の廃棄2018年02月07日 23:45

 恵方巻が、それも店頭に並ばない状態で大量廃棄されているということだ。

 だいたいが、一地方の風習に過ぎなかった、言ってしまえば単なる縁起担ぎである。たいていそういった縁起はダジャレや地口といった言葉遊びの要素がその根本にある。言ってしまえば単なる洒落の世界。

 洒落として楽しむ、遊ぶという程度であれば、まあ、自己責任ということにもなろうが、これをどこの誰が考えたのか、商売として全国規模で売り飛ばそうとしたのがまちがいの元だ。

 遊びや洒落も、商売になれば、とたんに困ったものになる。そして、食べものを洒落で楽しむ今回のような食品は、もはや洒落では済まない状況へと転落してしまった。

 おせち料理もセット販売焼品となって、数年前にトラブルが起きているが、おせちとて、もともと全国共通といったわけではなかっただろう。全国規模で商売にした途端、いろいろとギクシャクする。

 せめて食べものからみの洒落ぐらい、手に合う範囲で、各家庭各個人レベルで好きに楽しみたいものだ。そのほうがかえって無駄なく食べられるというもの。

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