今年のセンター試験 ― 2019年01月21日 22:10
今年のセンター試験、国語の第一問の出典は沼野充義氏の文章だった。
沼野氏はポーランドの有名なSF作家と目されているスタニスワフ・レムの翻訳で有名で、あの名作「ソラリス」のポーランド語原典からの翻訳を成し遂げた人物でもある(それまでの翻訳はロシア語からの重訳)。
内容は翻訳についてのごく一般的なエッセイ的内容で読みやすいものだったが、大学入試の国語の問題にSF絡みの著者が登場するのは、かつて国語教員たちに蛇蝎のごとく嫌悪されてきたSFというジャンルの扱われようを思い出すと、隔世の感がある。
「ソラリス」、ソダーバーグ作品より、やはりタルコフスキー作品のほうが、どれほど原作者レムに嫌われようと、私は好きだ。もう一度見てみようという気になった。もちろん原作も再読してみたい。
沼野氏はポーランドの有名なSF作家と目されているスタニスワフ・レムの翻訳で有名で、あの名作「ソラリス」のポーランド語原典からの翻訳を成し遂げた人物でもある(それまでの翻訳はロシア語からの重訳)。
内容は翻訳についてのごく一般的なエッセイ的内容で読みやすいものだったが、大学入試の国語の問題にSF絡みの著者が登場するのは、かつて国語教員たちに蛇蝎のごとく嫌悪されてきたSFというジャンルの扱われようを思い出すと、隔世の感がある。
「ソラリス」、ソダーバーグ作品より、やはりタルコフスキー作品のほうが、どれほど原作者レムに嫌われようと、私は好きだ。もう一度見てみようという気になった。もちろん原作も再読してみたい。
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