ペプシコーラの比較広告2014年07月26日 22:13

 ペプシコーラの比較広告。コカコーラとペプシコーラの、それぞれゼロカロリー版を飲ませた結果、過半数がペプシを選んだという内容のようだ。

 以前もMCハマーがコンサート中にコカ・コーラを飲んだ途端、「フィーリング」を歌い出すというCMがあった。アメリカでは「フィーリング」は日本のド演歌に当たるもののようで、客席からブーイングの嵐。そのごペプシを飲んだらもとのラップに戻るという比較広告もあった。日本では「フィーリング」も洋楽の名曲として受け止められたため、今ひとつピンとこないCMだった。

 今回のCMは、味に対する評価をポイントとしているようだが…

 果たして、コーラを買う購買層の大多数は、そんなにコーラの「味」にうるさいだろうか…

 若者の炭酸飲料離れは久しく続いているし、かつてコーラを愛飲した層の多くは中高年、コーラよりビールに手が伸びる年代だし、いまは「ノンアルコールビール」も市場を伸ばしている。若者の多くはコーラを「味わって」飲むのだろうか。

 おいしいのも認めるし、CMの努力も認めるが、どこかすこし的から外れて、コカ・コーラの牙城を落としきれない…ペプシって、そういうイメージだ。そういうところも好きなのだが。