「キックアス」を観る ― 2018年07月29日 22:43
「キックアス」を観る。
ヒーローものをパロディしながら、ちゃんとビルドアップ物語として成り立たせているのは立派。コメディとしてきちんと成立している。
下敷きになっているのは「スパイダーマン」ということになるだろうが、残念ながら、主人公キックアスはスーパースパイダーに噛まれたりしていないし、取り寄せたスーツも絶妙のダサさ。もっとも最初に災難に見まわれ、全身の骨は金属で補強され、後遺症で痛みに鈍感になって極端に打たれ強い身体になっているのだから、まあ、サイボーグとミュータントの性質はないとは言えないが。
主人公の対極にあるのが、街の悪党にハメられ、濡れ衣を着せられた元警官と、そのローティーンの娘の親子。父親のビッグ・ダディは限りなくバットマンに近いコスチュームだし、娘のヒット・ガールは黒いアイマスクにミニスカ、紫のウィッグ。これはロビンのイメージか。この娘が当時13歳のクロエ・グレース・モレッツ。情け容赦なく悪党をハードアクションで惨殺し、父親にバタフライナイフのプレゼントを要求する、なんとも物騒で可愛い娘。ちなみに父親役はニコラス・ケイジだ。
お茶の間で家族揃って楽しむには、かなり過激かつお下品だが、基本軸は王道ヒーローもの。最後にはバディものにもなっていく。ヒット・ガールが敵に殴られ、投げ飛ばされ、危機一髪のシーンにキックアスが現れ、悪役に言った言葉が「幼児虐待だぞ」。これには爆笑した。
かなり毒性の高いコメディだが、観る価値は十分ある。
ヒーローものをパロディしながら、ちゃんとビルドアップ物語として成り立たせているのは立派。コメディとしてきちんと成立している。
下敷きになっているのは「スパイダーマン」ということになるだろうが、残念ながら、主人公キックアスはスーパースパイダーに噛まれたりしていないし、取り寄せたスーツも絶妙のダサさ。もっとも最初に災難に見まわれ、全身の骨は金属で補強され、後遺症で痛みに鈍感になって極端に打たれ強い身体になっているのだから、まあ、サイボーグとミュータントの性質はないとは言えないが。
主人公の対極にあるのが、街の悪党にハメられ、濡れ衣を着せられた元警官と、そのローティーンの娘の親子。父親のビッグ・ダディは限りなくバットマンに近いコスチュームだし、娘のヒット・ガールは黒いアイマスクにミニスカ、紫のウィッグ。これはロビンのイメージか。この娘が当時13歳のクロエ・グレース・モレッツ。情け容赦なく悪党をハードアクションで惨殺し、父親にバタフライナイフのプレゼントを要求する、なんとも物騒で可愛い娘。ちなみに父親役はニコラス・ケイジだ。
お茶の間で家族揃って楽しむには、かなり過激かつお下品だが、基本軸は王道ヒーローもの。最後にはバディものにもなっていく。ヒット・ガールが敵に殴られ、投げ飛ばされ、危機一髪のシーンにキックアスが現れ、悪役に言った言葉が「幼児虐待だぞ」。これには爆笑した。
かなり毒性の高いコメディだが、観る価値は十分ある。
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