また一人…2023年03月14日 22:41

 ここ最近、各界の毎日のようにビッグネームがこの世を去っているような気がする。

 今度は大江健三郎が逝去。リアルと奇想の狭間をゆくような小説や、明らかにSFのスタイルの小説だけではなく、新書でのルポ、社会活動、ご子息との日々など、多岐にわたる活躍だった。

 ノーベル文学賞の受賞でも話題となったが、当時、いや、今でもその真価をきちんと捉えた日本の読者がどれだけいるか。当時溢れかえった解釈本の怪しげで低次元だったことも思い出される。

 いずれにせよ、ご冥福をお祈りする。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://crowfield.asablo.jp/blog/2023/03/14/9569406/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。