またも自粛の日々2022年01月22日 15:57

 COVID-19と呼ぼうとする気配もないガラパゴス的なこの国は、こんどもまた急激な蔓延に振り回されている。

 人の社会や経済など、病原体には知ったことではない。withもゼロも人の思惑なのだから、噛み合うはずもない

 「シン・ゴジラ」の中で言い得て妙のセリフがあった。ゴジラは「ただ歩いてるだけ」なのだ。それなのに仮想社会(養老孟子氏の言葉を借りれば「脳化社会」)を物理的にも作り上げた人間の「現実」社会は、ただそこにあり、ただ歩くだけの「自然」に手もなく翻弄されている。

 人の社会の方を大きく変えなくてはならない。すでに過去の世界は失われ、取り戻すすべはない。いまのこの「自然」と、どう切り結んでいくのか。必死になって考えないと生き残れない。そして、多くの人々は必死になって生き残ろうとしている。

 「自然」は決して恵み深くない。残酷でもない。人の思惑などを超越した「他者」だと考えるべきだろう。